燃えよ夫婦 in北京→上海→東京

北京そして上海へ。中国でそれぞれ働き始めた夫婦のブログ。

嫁さん初登場の巻~北京に何故いるのか!?~

大家新年快乐!!

はじめまして、嫁さんです。北京に赴任したのは約1ヶ月前なのですが、この1ヶ月間ほぼ毎日、馬車馬のごとく働いていたのでやっと春節に入り、休めた…ということで嫁さんもブログ開始です。

 

既に旦那さんから紹介があった通り、滋賀県出身。その後、京都の大学を挟んで今は東京に本社を構える某企業で働いています。

会社に入って早数年、aroud30にもなり後輩にも(鬼と恐れられ)慕われて、優しい(ベトナム人みたいな)旦那さんと2人生活していたのですが、2016年春、突然辞令がやってきました。

 

「中国に駐在だ(決定事項)」

 

ほぇ?ほほほほほぇ?ほほほほほほほぉぉぉぉぉぉぉ…

中国ってあの大気汚染でやばい↓(赴任直後の実際の写真)お国ですよね?

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とは思いつつも辞令を受けた直後は、意気揚々としていたのですが、時間が経つにつれてその意気込みは、次第に不安へと変わっていきました。

・本当に自分に駐在員が務まるのか?

・旦那さんと結婚して2年経過。自分もうすぐ30歳。子供は?

・旦那さんとまた離れ離れになるの?

・いったい帰国はいつなんだ?(一応3年の予定だが)

…と挙げたらきりがないくらいの不安に襲われたのです。

夏にはそれがピークに達し、(ベトナム人みたいな)旦那さんに八つ当たりすることもあったのですが、そこはさすが長年のパートナー。全部私の意図を汲み取り、自分も北京に転職することを選択。一緒に乗り越えてくれることになったのです。

 

ここでふと思うのが、女性の社会進出が進む中、海外勤務に憧れる人も多いと思います。その時の家族ステータスにより、悩む内容も違うと思いますが、結婚している立場から思うのが、辞令を受けるのは自分だけれども「海外駐在 = 二人の決断」だということです。 

あの時もし、辞令を断ってたら、違う幸せな道を探していたら、それはそれできっと幸せだと感じるとは思うのですが、昔からの夢だった「海外で働くこと」をぶらさずに、理解してもらえたことが何よりも大きな分岐点だったのだと思います。

 

それを経て今、北京で人事として働いているのですが明日はいよいよ、旦那さんが北京に赴任する日です。

とりあえず明日、旦那さんがターンテーブルで4つの荷物をピックアップできるのか不安で仕方ないですが(笑)、新たな生活が始まることにワクワクしつつ、空港に向かえにいきたいと思います。 

旦那の海外転職

どうも、旦那です。まだ出国前です。家族と初詣行ってきました。

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ベタに今後の健康と安全祈願!

 

先日東京で、同じ時期に北京で転職、同い年、しかも同じ関西出身の方と仲良くなりました。なんたる奇遇。彼の一時帰国中に合わせ、共通の友人がセッティング。北京での再会を約束してくれました。見知らぬ土地での知り合い、心強い。

 

実は、去年11月初旬に転職先決まってました。あれから3ヶ月。なぜまだ東京にいるかというと、ビザが取れないから。つい最近手続き方法が変わり、複雑かつ、審査が厳格になり、かなりめんどくさい。ですが、代行に頼らず、自分でやってます。

先日、転職先から最後の必要書類が届き、来週ようやくビザ取得できる事に。予定では一週間後、北京の新居にいるものと思われます。

 

というわけで、気持ち的に少し落ち着いたので、今回は、海外転職体験記をまとめてみます。最終的には、運ありの転職なので、これからの方に参考になるかは不明。流し読み程度でどうぞ。では、まずざっと時系列に。

◼︎10月初旬

・海外版有名転職サイト3社同時に登録する

・履歴書、経歴書作成する

・詳しい内容を伝える為、エージェント面談受ける

◼︎10月初旬〜中旬

・条件の合う求人全てエントリーする(9〜10社)

・エントリー先、書類審査で全落ちする

・応募できる求人が無くなる

・求人が出るまで一時停止…

◼︎10月下旬〜11月初旬

・エージェントから逆指名受ける

・初めて書類通過する

・初めて面接受ける(スカイプ面接)

・初めて2次(最終)面接受ける(日本国内)

・最終面接で内定受ける

◼︎11月初旬〜12月末

・現職の会社に報告する

・退職する

◼︎11月初旬〜現在

・ビザ取得待ち(1月中旬)←イマココ

・ 出国予定(1月下旬頃)

春節明けに入社予定(2月上旬頃)

★転職活動:1カ月くらい

★ビザ取得:3カ月くらい

〜〜

転職で困った点は、次の3つでした。

1.求人数の少なさ

2.応募条件

3.情報量の少なさ

 

1.求人数について

日本なら、条件絞っても膨大な企業数が表示されますが、北京は、画面表示してもスクロール要らず。10件未満しかヒットせず。

希望条件は次の通り。

①勤務地:北京

②使用言語:日本語

③業界・業種:前職と同じ

④希望給与額:日本の初任給以上

やむなく③④を外しますが、さほど求人数は増えず。

①勤務地

奥様と北京で生活するのが目的です。ここは外せません。しかし、求人の多くは上海。経済中心地なるほどです。北京ではコールセンター、寿司職人、物流関係が多かったです。日本人駐在者需要?

②使用言語

これから語学を始める身なので外せません。従って、働けるのは日系企業のみ。

 

2.応募条件について

求人全体的に、やはり即戦力、かつ専門性(技術力)を求められます。その中で、日系企業企業の特徴は、「日本で」同じ業界に何年以上勤務したかで足切りされる事が多かったです。「同じ業界での勤続年数=今の能力」という裏付けはまだ分かりますが、日本に限定するのは日本流のやり方重視でしょうか。とりあえずここはクリア出来てるので大丈夫です。

 

そんな状況下、まずどうやってエントリーするかに集中。専門家・技術者でない、営業経験のみの自分は足切り対象になりやすい。

そこで、書類を出すために、経歴詐称ならない程度の拡大解釈。部分的な内容を切り取って、組み合わせます。いざ勝負!

しかし結果は、まったく相手にされませんでした。そりゃそうか。すぐに応募できる求人が完全になくなり、しばらく諦めモードでした。

 

3.情報量について

企業情報が見当たらない。正確には、中国語で検索しないとヒットしない。たとえヒットしても中国語が読めない。日本本社HPから確認しますが、情報量が少な過ぎる。したがって、インプットがなさ過ぎて志望動機に困ります。本当に書けない。

なので、した事は次の3つ

①学生時代のツテを辿って情報収集

②北京に住む人の個人ブログを読み漁る

③関連書籍等を集めて数十冊を一気読み

これはある意味、ネット情報に頼り過ぎず、理解が深まったので、面接のときには良かったのかもしれないです。

 

こうして、海外転職ならではの問題に困り果てていましたが、この困った状態から逆転ホームランを打てたのは、エージェントの存在です。まさかの逆指名でした。

エージェントが公に募集して無い企業の欠員を察知。早速売り込んでもらい、繋がりました。最初に企業から連絡あって、その後1週間で内定。まさにスピード内定。

いま振り返り、日頃エージェントを頼りまくってたことは良かった点です。マメに新しい求人確認、履歴書修正の依頼など。普段から気にかけてもらえてました。

という事で最後は、仕事のできるエージェントのおかげ、でした。

 

最後の内定のくだりはだいぶ端折りましたが、ざっと、こんな感じ。

これで、夫婦二人で決めた、北京で生活するための条件は整いました。ホッとする一方、もう引き返せないので、色々覚悟してます。

やるしかない。がんばります。

北京に移住するぜ!

どうもはじめまして。旦那です。

 

突然ですが、うちの奥様が2016年12月から北京に駐在する事になりました。期間はおよそ3年くらい。3年くらい、というのは延びる可能性もあり。夫婦で悩んだ末、「2人で」北京で生活する事にしました。

 

人生の中で、貴重な海外生活。せっかくなら夫婦でブログ書いていこうぜ!と軽い気持ちで立ち上げました。果たして続けられるか。

 

奥様は1ヶ月早く北京で生活をスタートさせており、一方、自分は日本の仕事を片付け、北京で転職活動。無事に働き先が決まり、来週にはビザ取得。いよいよ出国といった状況です。

 

ちなみに、旦那の中国語スキルは…皆無です。そもそも語学以前に「北京てどこやねん」レベル。果たしてどこまで伸ばせるのか、未知数です。

 

では、今後の登場人物について、簡単にご紹介します。

 

◆旦那

年齢:現在29歳

出身:関西

言語:日本語、英語(完全に忘却)、中国語(餃子、小籠包、青椒肉絲…食べるものなら!)

おもしろいかは別として、根は関西人です。

◆奥様

年齢:いい感じのお年頃

出身:関西

言語:日本語、英語(本人は謙遜するがペラペラ)、中国語(本当にペラペラ)

海外経験:カナダ、中国天津

 

奥様は12月末より、一足先に現地入り。慣れない環境で様々な洗礼を受けながら、生活を整える間も無く、北へ南へ、西へ東へと出張&出張、接待&接待をしています。酒を呑むか、呑まれるか。旦那としては少し心配ですが、本人はなんとか持ち堪え、前向きな姿で仕事に奮闘中です。

 

最後に2人のことを少しだけ。

同じ関西出身。大学1回生春に出会い、卒業後は東京-大阪で5年遠距離。その後東京に住まいを動かし結婚。現在、共働きで子なしです。ある意味やりたい放題。2人とも旅行好き(特に温泉)のため、毎月どこかしら行ってます。中国国内も色々行きたいと思います。

 

さて、そんな2人ですが、力を合わせて北京生活頑張っていきます。