燃えよ夫婦 in北京→上海→東京

北京そして上海へ。中国でそれぞれ働き始めた夫婦のブログ。

旦那の海外転職

どうも、旦那です。まだ出国前です。家族と初詣行ってきました。

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ベタに今後の健康と安全祈願!

 

先日東京で、同じ時期に北京で転職、同い年、しかも同じ関西出身の方と仲良くなりました。なんたる奇遇。彼の一時帰国中に合わせ、共通の友人がセッティング。北京での再会を約束してくれました。見知らぬ土地での知り合い、心強い。

 

実は、去年11月初旬に転職先決まってました。あれから3ヶ月。なぜまだ東京にいるかというと、ビザが取れないから。つい最近手続き方法が変わり、複雑かつ、審査が厳格になり、かなりめんどくさい。ですが、代行に頼らず、自分でやってます。

先日、転職先から最後の必要書類が届き、来週ようやくビザ取得できる事に。予定では一週間後、北京の新居にいるものと思われます。

 

というわけで、気持ち的に少し落ち着いたので、今回は、海外転職体験記をまとめてみます。最終的には、運ありの転職なので、これからの方に参考になるかは不明。流し読み程度でどうぞ。では、まずざっと時系列に。

◼︎10月初旬

・海外版有名転職サイト3社同時に登録する

・履歴書、経歴書作成する

・詳しい内容を伝える為、エージェント面談受ける

◼︎10月初旬〜中旬

・条件の合う求人全てエントリーする(9〜10社)

・エントリー先、書類審査で全落ちする

・応募できる求人が無くなる

・求人が出るまで一時停止…

◼︎10月下旬〜11月初旬

・エージェントから逆指名受ける

・初めて書類通過する

・初めて面接受ける(スカイプ面接)

・初めて2次(最終)面接受ける(日本国内)

・最終面接で内定受ける

◼︎11月初旬〜12月末

・現職の会社に報告する

・退職する

◼︎11月初旬〜現在

・ビザ取得待ち(1月中旬)←イマココ

・ 出国予定(1月下旬頃)

春節明けに入社予定(2月上旬頃)

★転職活動:1カ月くらい

★ビザ取得:3カ月くらい

〜〜

転職で困った点は、次の3つでした。

1.求人数の少なさ

2.応募条件

3.情報量の少なさ

 

1.求人数について

日本なら、条件絞っても膨大な企業数が表示されますが、北京は、画面表示してもスクロール要らず。10件未満しかヒットせず。

希望条件は次の通り。

①勤務地:北京

②使用言語:日本語

③業界・業種:前職と同じ

④希望給与額:日本の初任給以上

やむなく③④を外しますが、さほど求人数は増えず。

①勤務地

奥様と北京で生活するのが目的です。ここは外せません。しかし、求人の多くは上海。経済中心地なるほどです。北京ではコールセンター、寿司職人、物流関係が多かったです。日本人駐在者需要?

②使用言語

これから語学を始める身なので外せません。従って、働けるのは日系企業のみ。

 

2.応募条件について

求人全体的に、やはり即戦力、かつ専門性(技術力)を求められます。その中で、日系企業企業の特徴は、「日本で」同じ業界に何年以上勤務したかで足切りされる事が多かったです。「同じ業界での勤続年数=今の能力」という裏付けはまだ分かりますが、日本に限定するのは日本流のやり方重視でしょうか。とりあえずここはクリア出来てるので大丈夫です。

 

そんな状況下、まずどうやってエントリーするかに集中。専門家・技術者でない、営業経験のみの自分は足切り対象になりやすい。

そこで、書類を出すために、経歴詐称ならない程度の拡大解釈。部分的な内容を切り取って、組み合わせます。いざ勝負!

しかし結果は、まったく相手にされませんでした。そりゃそうか。すぐに応募できる求人が完全になくなり、しばらく諦めモードでした。

 

3.情報量について

企業情報が見当たらない。正確には、中国語で検索しないとヒットしない。たとえヒットしても中国語が読めない。日本本社HPから確認しますが、情報量が少な過ぎる。したがって、インプットがなさ過ぎて志望動機に困ります。本当に書けない。

なので、した事は次の3つ

①学生時代のツテを辿って情報収集

②北京に住む人の個人ブログを読み漁る

③関連書籍等を集めて数十冊を一気読み

これはある意味、ネット情報に頼り過ぎず、理解が深まったので、面接のときには良かったのかもしれないです。

 

こうして、海外転職ならではの問題に困り果てていましたが、この困った状態から逆転ホームランを打てたのは、エージェントの存在です。まさかの逆指名でした。

エージェントが公に募集して無い企業の欠員を察知。早速売り込んでもらい、繋がりました。最初に企業から連絡あって、その後1週間で内定。まさにスピード内定。

いま振り返り、日頃エージェントを頼りまくってたことは良かった点です。マメに新しい求人確認、履歴書修正の依頼など。普段から気にかけてもらえてました。

という事で最後は、仕事のできるエージェントのおかげ、でした。

 

最後の内定のくだりはだいぶ端折りましたが、ざっと、こんな感じ。

これで、夫婦二人で決めた、北京で生活するための条件は整いました。ホッとする一方、もう引き返せないので、色々覚悟してます。

やるしかない。がんばります。