心がジェットコースター(ユエサオ編)
こんばんは、奥様です。
現在、約2週間後に迫った復職(はやい…涙)に向けて色々準備をしてます。
(天気がいい日の散歩は気持ちいい〜)
今回は我が家を震え上がらせたユエサオ(月嫂)事件について書きたいと思います。
続いて、現在進行形で苦しんでる乳腺炎(おっぱい事件)、その後は復職に向けたシッター探し、と盛り沢山のネタをアップしていきたいと思います!
(今更ですが、お世話になった病室。大ダメージで、全然病院のサービス享受できず…)
そもそも、ユエサオとは日本にはない文化なので、日本人には馴染みがないですが、出産でダメージを受けたママさんの代わりに赤ちゃんを育ててくれる、一つの立派な職業で、いわゆる産後ヘルパーさんです(ユエサオがいる期間、とりあえずママさんは寝て過ごして自分の回復に努める)。
期間は様々。大体1ヶ月のようですが、お金持ちの家庭は2ヶ月ということも。
ユエサオがママさん用のご飯も作ってくれて(もちろんチャイナ式。油モリモリ。)、赤ちゃんのお世話も全てやってくれるので、家の中で家族の一員のように過ごします。つまりトイレも風呂も共有。おぉ。。。
我が家は、病院が手配してくれたユエサオを当初は入院期間中のみお願いする予定でした。
が、想像以上に私がダメージをくらってしまい、退院時点で1人でトイレさえ行けず(悪露は1ヶ月止まらず…)、ユエサオをそのまま延長して家まで来てもらうことにしました。
ちなみに中国の病院は、一般的に2〜3日で退院するのが主流。入院期間中の実技指導も一切ないので、言い換えると、家ではユエサオ。もしくは、じいちゃん・ばあちゃんがお世話を手伝ってくれます。文化の違いです。。。
ということもあり、ユエサオのメリットは、母体回復。この一言。
一方デメリットは、ユエサオが自分の家で、家族の一員のように平然と過ごしていること。プライバシーが一切なくなること。赤ちゃんのお世話をさせてくれないこと。自己流を押し付けてきて、こちらのスタイルを受け入れないこと……
あれ、デメリット多くない…??笑
はーい、デメリットはいくらでも挙げれます。というように、我が家にはユエサオはマイナス120%のレベルで受け入れることができませんでした!(相性の問題もありますが!)
1ヶ月も知らんおばはんと一つ同じ屋根の下とか絶対無理ー。。本当におばはんMAX度合いに発狂寸前まで行き、涙を流しました。。笑
◆震え上がった事件①
洗面所に置いてあった旦那の櫛を勝手に使用。
旦那が偶然目撃して問い詰めたところ、「ママさんのだと思った」との回答。私のやったら使っていいんかーい。
◆震え上がった事件②
赤ちゃんの沐浴を洗面所の床で開始。
目の前に湯船との段差あるやーん。何故、段差を使ってやらないか問い詰めたところ「腰が痛いから」との回答。あんた中心で動くんかーい。
◆震え上がった事件③
赤ちゃん専用の水を自分専用にすり替え。
ペットボトルに、中国語でバッチリ「乳児専用」と買いてあるのに、3本開けられた痕跡が。しかも全部少しづつ飲まれてる。チョビチョビ飲みやめんかーい。
◆震え上がった事件④
あれ買えこれ買え、オバタリアン爆発。
産後、頭が全く働いてない中で、あれがないからこれを買え(しかも指定してくるやつ全てハイブランド)やの、あれは便利やの…とポチポチ攻め。
買ってない自分を責められた気がして、とにかくポチポチしてしまい、約2千元(日本円で3万5千円)も色々買ってました。通販のオバハンかーい。
特に震え上がった事件(⑤)は、赤ちゃんにおっぱいをあげたかったのに、回復が第一だから寝てろと言われ、ユエサオがミルクを自ら作ってあげ始めたこと。そして、夜中用に搾乳して冷蔵庫に入れておけと言われたこと。
これで私の心はポキーーーーーーーーーンと折れ笑、旦那さんに泣きつきました。笑
おっぱいあげたいし!
ミルク作りたいし!!
というか、赤ちゃんのママは私だし!!!
と色々出てくる不満を、旦那さんに全て受け止めてもらい、ここから旦那さんが大活躍!
すぐにエージェントに連絡を取り、ユエサオとの契約を終了させ、旦那さんがユエサオが家を出るまで見届け、ユエサオとの実に濃い(たった)24時間の生活は終了しました!笑
ユエサオが家の扉を閉めた瞬間、自分たちの空間が戻ってきたこと。赤ちゃんとの3人の生活が初めてできることに大号泣。
あれ、心が産後ジェットコースター…笑。
ということで、ユエサオとの一件で、私たちも勉強不足な部分があったことを学ぶのと同時に、とっても貴重な文化体験をしました。
つまり、我々のスタイルにユエサオは合っていなかったのです。早いこと気がついてよかった!
あばよ!ユエサオ!24時間ありがとよ!