杭州旅行で安産祈願(26週)
どうも旦那です。今週末は奥様と泊まりの小旅行、杭州へ行ってきました。杭州といえば、やはり西湖。世界遺産であり、北京の頤和園のモデルともなっているのはあまりに有名です。
杭州は上海虹橋駅から杭州東駅まで高速鉄道でバビューンと45分。費用は一番高い1等車でも往復240元/人ほど。お手軽トリップです。
今回は11:30発の遅めの出発。前日夜に奥様のリクエストでおにぎりを準備。奥様、朝から自分専用のおにぎり食べるのが楽しみな様子。発車と同時に4つイッキに食べました。続けてお菓子も食べたそうにするので、一旦阻止。。朝ごはん、ちゃんと食べたんだけどね(^-^;
今回、旅の目的は、単にリフレッシュ旅行でしたが、会社の中国人同僚に安産祈願できるところがあると聞き、霊隠寺を紹介してもらいました。ちなみに、安産祈願で有名なのかと聞くと、特にそうでも無いらしく何でもありなんだと。ま、確かに寺だし仏教だし。日本の神社が神様を分類し過ぎ?
さて、ホテルチェックインしてすぐにタクシーに乗って移動。少し山を登りますが市内中心地から近いので気張らずに来れました。
15〜20分ほどで到着。蒸し暑いのでスタバで先に水分補給してから出発。日差しが強いものの、木陰は少し涼しい。
現地で気付きましたが、寺だけかと思いきや、実はこの一帯が800年の歴史ある禅譲仏教のエリアでした。見どころ多いらしく、まずはこのエリアへ入場するチケットを購入し、入場してから再度目的の霊隠寺への入場チケットを買わないといけないようです。ちょっと面倒。。
ちなみに、健康コードのチェックがやたら厳しく、敷地内へのチケット購入時、敷地内への入場時、さらに寺のチケット購入時、寺の入場時と4重チェック。そんなにいる??外国人は律儀にチケット購入の都度、パスポート情報メモされました。笑
では、早速入場。まず現れるのは石塔。おもわず、おおっと声が。久しぶりの歴史ある中国らしいものを見た気がします。上海市内に長くいるとどうしても都会ボケしてしまいます。。石掘りの観音像や布袋弥勒像などたくさん。これこれ、たのしい!
紀元後326年にインドの僧慧理(けいり)が創建したのが始まりのようです。
石仏は全部で338体。
一線天という、洞窟内に一筋の光はここの見どころ。
あー、これ?かな。目を細めたような一筋の光。
小川を挟んだ対岸には目線よりやや高い位置に石仏がずらりと並びます。20世紀初頭に後から再建されたものも中にはあるようですが、どれも優しく微笑む表情。これまで観た、大同の雲崗石窟や洛陽の龍門石窟を思い出しますが、規模や大きさだけでなく表情もだいぶ異なります。
そして、ようやく御目当ての霊隠寺に到着。入ってすぐ目の前に赤い旗が目に止まります。
かなり大きな寺院。敷地も広いので奥様気遣いながらもサクサク歩きます。ちなみに、現在も使われる宗教施設なので写真は撮りませんでしたが奈良の大仏よりひと回り大きい?金色の大仏さま。2人でしっかりと安産をお祈りしました。
どれも黄色の建物が綺麗です。外に出ると、象の彫刻も。かわいい。
山を少しずつ登って行くのですが、さすがに奥様途中でストップ。汗だく。安産祈願しに来て体調崩すわけに行かず半ばで引き返しました。
単に観光スポットでなく、気持ちがしゃんとする、いいお寺でした。本当に来て良かった。
ここで一旦ホテルに戻りました。ホテルから西湖が。少し休憩して、陽が沈む1時間前を狙って西湖へ移動します。
右奥に見えるのは有名な白提。唐の詩人、白居易が造らせたのが名前の由来だそう。長く続く綺麗な堤です。
蓮の葉が絵になります。
先ほど行った霊隠寺の方にゆっくりと陽が沈んでいきました。
白堤は有名観光スポットなので、人多めです。手すりがないので落ちそう。というか誰か落ちてそう。
徐々に赤く染まっていく空が綺麗です。
風でなびく柳の葉、涼しげ。
ゆっくり歩いているといい時間になったので、暗くなる前に引き返して、そのまま夕食へ。
事前に調べておいた杭州料理。ここがかなり安くて美味くて、大正解でした。
宴杭·江宴
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龍井茶プリン
宋嫂鱼羹
红烧肉と包子
他にもXO炒飯や野菜炒め、小籠包など全部で6品ほどお腹すいていたので、無心になって盛り盛り食べました。どれも美味しかった。
この日はこれにて終了。翌日は朝ごはんを食べて昼過ぎには上海へ戻りました。
これまでちゃんと出来てなかった安産祈願も今回無事にできて満足。同時に、北京では身近にあった中国の歴史や宗教、今では少し遠ざかっていました。ある意味中国にいる事を再認識できました。近いのですぐ来れますが、次来るときは子連れの三人でかなあと、奥様と高鉄の中で話しながら上海へ戻りました。
おしまい