少林寺&洛陽に行ってきた①
こんにちは、奥様です。
先週まで続いていた北京とは思えぬ蒸し暑さも落ち着き、非常に北京らしい、カラッとした天気が最近は続いています。
空気も綺麗だと気持ちいい~…と思うのもつかの間。国慶節が終われば冬なので、この天気もあと1ヶ月か…。
とセンチメンタルになりましたが、本題。
最近、海外熱が高まっていたので(今年だけでもシンガポール、香港、北海道。これからスペイン、またシンガポール…)、改めて中国国内再発見!ということで、先週の土日、弾丸で「少林寺&洛陽」に行ってきました。
洛陽といえば!↓中国三大石窟の1つ、竜門石窟です(今年3月に、もう1つの大同石窟に行きました。残すは敦煌!)
まずは土曜日。朝8時のフライトで北京→洛陽へ。高速鉄道なら5時間かかる所、飛行機ならば約1時間20分。ディレイがなければ楽チンです。ちなみに北京⇔洛陽のチケット往復で400元(約6,800円)。毎度安い!!
洛陽到着後、ドライバーさんと合流して、少林寺にGO。その途中、世界遺産の「観星台」に立寄ります。
正確には、「天地の中央の登封(←地名)の史跡群」の構成要素の一つとして2010年に世界遺産に登録されました。
わくわくどきどき…。
トイレは超アンモニア臭がしますが、もう気になりません。
入口から歩くこと約5分。
えらい人がおらず、心配になりますが…見えてきた!
と思ったら、ドヒェェェェェェェェェェェェェーーーーーーーーーー!
工事してるよ!!ドライバーのおっさん、事前に言えよ!!そら人少ないわ!というか、入場料タダやったし!!!そらおかしいわ!!…
と、旦那さんと私、唖然とします。。チャイナクオリティの登場です。本当ならば登れるらしいのですが、残念…。
ちなみに洛陽&少林寺があるのは河南省。河南省の世界遺産と言えば、昨年11月に訪れて、これまたガッカリだった殷墟があったな…と旦那さんとぼやきます。河南省がんばれよ!!!汗
ちなみに。先の通り、ここ登封は昔、天地の中央と言われてました。なので、中国語で「好(ハオ)、可以(クーイー)」が意味する「ええよ、いいよ」という言葉を、河南省では「中(ジョン)」というそうです。よって、「不好(ブーハオ)、不可以(ブークーイー)」が意味する「あかん、だめ」は「不中(ブージョン)」と言うそうです。教えてもらって、即効で「不中!!不中!!」と言ってやりました。がはは
さて、気を取り直して次は、メインの少林寺に移動します。
ここで台風の影響で雨風が強くなってくるのですが、同時にわれわれ夫婦の身体にも変化が…。その週忙しかったこともあり超お疲れ&少林寺はやや標高が高い所にあり、頭痛が始まります。特に旦那さんは、もう目玉が引っ込んでるくらい、体調悪そうです。
でも折角来たんだから!ということで、中国人に混じってカラフルレインコートを着て、いざ少林寺の中へ!
まずショーをみます。小さい子がぴょンぴょん飛んでます。
聞くと、少林寺付近にはたくさんの少林寺学校(宿舎)があり、何万という下は5歳くらいから、上は大学生まで、朝は学業。午後は少林寺の稽古をしているそう。こんな感じ↓
少林寺やりたいお!という子供だけでなく、出来が悪い子供が半強制的に送られてくるケースもあるとか…もはや更生施設です。ちなみに女子生徒も数百人いるそうです。
結構すごい↓
ムキムキなイメージですが、精進料理なので、肉を食べないとのこと。よって、実際はかなりスリムです。
少林寺があるのは、中国五山の嵩山(すうざん)。整理すると、五山とは、東岳の泰山(山東省)&南岳の衡山(湖南省)&西岳の華山(陝西省)&北岳の恒山(山西)&中岳の嵩山(河南省)です。旦那さんは、中国五山のうち、嵩山&華山&恒山を制覇!あと少し!
クリリンもいます。
木を突っついた後も残っています。
偉い人たちのお墓です。
このあたりで、我々の頭痛(疲労)はピークに。感想も、ほー、はー、など小学生レベルなのしか思いつきません。
ということで帰路につき、帰りの車で爆睡。起きたら元気になってたぜ!
ということで、翌日は洛陽観光をします。続きは、次のブログで!!
(おまけ)
ホテルの近くで食べたワッフル。